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SATURATED MIND

by Inuwatari Ryosuke

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1.
虚言畑でさようなら - remaster 2023 03:48
lyrics
ねえ憶えてるかい？ 契りを交わし カーテン越しに朝陽を浴びた 夢現のまにまに 咲けなかった花の名を ゆらり揺られ迷える私は 泣くことも許されずに 溢れ出した感情の 行く先は虚像の未来 永遠の孤独真理 狂い咲いて無くなった さあ始めようか 何も無いのは悲しい あなたの歌声が 遠ざかるその前に 狂いだした毎日が 恐ろしい程悲しい さあそして紡げ歌を ねえ聴こえているかい？ 心音はとても遠いけれど もうすぐにあなたは溶けていくの ああ最後につく嘘は とても優しくて あなたの期待に 応えられなさそうね さあ終わらせるの 何も無いのは悲しい あなたの歌声が 遠ざかるその前に 狂いだした毎日が 恐ろしい程苦しい さあそして紡げ 嘘を ねえ憶えてるかい？ 契りを交わし カーテン越しに朝陽を浴びた 夢現のまにまに 咲けなかった花の名を ねえ聴こえているかい？ 心音はとても遠いけれど もうすぐにあなたと溶けていくの
2.
女学生 - remaster 2023 04:00
lyrics
夕暮れ佇むハイカラ女学生は おませな雰囲気で部活の帰り道 誰からも愛される顔をしていながら 誰にも言えない 秘密を持っている 普遍性からかけ離れた理想 空想 妄想は 他人には理解され難い現実に消える 喧噪の中揺れる彼女を視たんだ ネオンがチカチカ灯る頃には その制服の下にはどんな欲望が ぐるぐるぐるぐる 渦巻いているんだろう? 巨大なスクリーン 流行の音楽が鳴る中 君は僕の知らない 雑音を聴いていた 普遍性からかけ離れた理想 空想 妄想は 他人には理解され難い現実に消える 喧噪の中君はケタケタと笑って 悪魔に血を売ろうとしている 虚ろな瞳 網膜にこの夏の風景が グログログログロ グロテスクに映っていた さよなら女学生 青春映画は終わる その前に君の秘密を 僕に教えてよ 喧噪の中揺らぐ彼女を視たんだ ネオンがチカチカ灯る頃には その制服の下にはどんな欲望が ぐるぐるぐるぐる 渦巻いているんだろう?
3.
天才 - remaster 2023 03:00
lyrics
骨を拾って歩いて どこか遠くへ 夢を持って見えた 届かない高さで 翼は途中でもげた 泳げなくなったままで 這ったまま轍をなぞる昨日の話さ 忘れたころに思い出して 薄いコーヒーの味を 不気味だった世界が 美しく見えて 嘘だらけの世界で 僕は変わってしまったのだろうか 想像の中の僕はいつだって 天才だったはずなのに 気づいたんだ あれから何も変わっちゃいないんだ 偽物もそう言うよ 昨日から 昨日から
4.
存在を模倣する - remaster 2023 03:37
lyrics
箱庭の澱み 電灯に照らされる コンクリートを這っている 配水管の影は 異形に歪む 幾何学模様 それはまるで レプリカントの僕だ 赤錆びた 送電塔が映る夕景 顔を隠せば 誰もが幸せになれた あの日の 感情は有形のパラノイア さあ 教えて 自傷はもう飽き飽きなんだ 路地裏から見たその景色さえも 何処かの誰かが作った虚影 箱庭の澱み 呼吸が苦しい 電灯がチカチカ 消えかけて もう 嫌になるね 気づいたら 誰かの 声を待っていたんだ 僕が僕であることが ただただ辛くて虚しい 僕が僕である為に 誰かの生活をなぞる 繰り返す生活の中 後ろを振り返れば何も無くて 足跡ぐらいは残したいな もう誰も見てないけれど 赤錆びた 送電塔が映る夕景 顔を隠せば 誰もが幸せになれた あの日の 感情は有形のパラノイア そして僕も風景の一部だ 僕が僕であることが ただただ辛くて悲しい 僕が僕である為に 誰かの生活をなぞる
5.
カート・コバーンはもういない - remaster 2023 02:19
lyrics
空を見上げてみたら 顔の無い幽霊がそこにいて 間違いなく俺を見ている 間違いなく取り憑いている ああ！そう！俺に間違いは無い！ そう言いきった矢先には 天才共が嘲笑った、 俺の描いた落書きを見て ああ！ああ！ああ！ ああああああああああああああああああああああああああああ どうしたらいいのでしょう？ 箱の中に天使はいませんが 灰色に染まったディスプレイを ぶち壊して笑ってやった 空を見上げてみたら 顔の無い幽霊がそこにいて 間違いなく俺を見ている 間違いなく取り憑いている！
6.
水死体 - remaster 2023 05:05
lyrics
湖畔に浮かぶ月は私を見ている 群れる魚に脳味噌を食べられた 考えることは必要無いよ ただ泡となり消えていく 木々の隙間 草の匂い香る その感覚さえ 消えていく 帰りたいな 私の居場所に その感情さえ 消えて もぐもぐ食べられる ぐちゃぐちゃ散らかる もぐもぐ もぐもぐ ぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃ 瓶の中にいる 怪物 私を食べようとしたけど それより先にお腹が減り過ぎて 自分を食べて無くなった それを見て私は家を出て 生い茂る木々をかき分けて 誰も知らないような 湖に飛び込んでみたよ もぐもぐ食べられる ぐちゃぐちゃ散らかる もぐもぐ もぐもぐ ぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃ 消える
7.
Destruction - remaster 2023 03:04
lyrics
何も無い時間だけが過ぎていく日常に 気が狂いそうになる程、苛立ちを覚えている ノイローゼを受胎告知、猥雑新聞読みふける 今日も何処かで誰かが同じように狂っていた 悲しいけれど僕もそうなってしまうのか 時計の針はグルグル回っていくばかり 何も無い時間だけが過ぎていく日常が 壊れてしまえばいいのに 淹れたコーヒーが冷める 湯気で窓が曇っていた ガラス越しにみる世界はどこか不気味だった 驕り高ぶる思想と 悲観的人生観と 退廃的感情論と 憂鬱を騙る人達 僕は全て壊したい 僕は全て否定したい 僕がそうなる前に その前に
8.
虚空病 - remaster 2023 04:34
lyrics
ねえどうして あまりにも 曖昧な言葉は忘れたのに 虚しさと孤独に揺られる夜に 道連れにされるのは時間ばかり なんで僕はここにいるんだろう、とか 死んだらどうなるんだろう ・・・とか ぐるぐる目を回しているうちに 夜は明けていくんだ もう何もかもが嫌になっても 頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって 夜の終わりを告げるように カーテンの隙間から 朝日がきらきら差し込んで もう何もかもが嫌になっても 頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって ねえどうして？ なんで僕はここにいるんだろう、とか 死んだらどうなるんだろう ・・・とか ぐるぐる目を回しているうちに 夜は明けていくんだ どうしたらいい？ もう何もかもが嫌になっても 頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって 夜の終わりを告げるように カーテンの隙間から 朝日がきらきら差し込んで もう何もかもが嫌になっても 頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって
9.
エビリファイ - remaster 2023 02:34
lyrics
誰かの呼ぶ声が聴こえて 僕はそれが怖くて 窓の外から見える世界を 覗くことすら出来ずにいたんだ 「生きる価値など考えるだけ無駄さ」 それでも僕は価値をまだ探し続けているよ 昨日の僕から 「後悔は残すな」と 言われたことを思い出して また泣くんだろう 「そうだろう？」 誰かの呼ぶ声が聴こえて 僕はそれを信じれなくて 助けて欲しいのに 救いの手をまだ掴めないままだけど それでも僕は明日には何かが変わるはずと 信じているんだ 信じているんだ
10.
アンダーテイカー - remaster 2023 03:19
lyrics
ぼくは葬儀屋 欲望に飲まれた 囚人たちを葬っているのさ ぼくは葬儀屋 今晩はきみの葬式 出来るだけ美しく在りたい きみの為に 特別な口紅を 特別な口紅を 特別な口紅を 用意したよ 真っ黒な唇に 赤い紅を差す 大好きだったよ 死んでしまう迄は 「愛していたよ」 服を脱がせば 傷だらけなのは 僕の所為か 僕の所為か 僕の所為か 「僕の所為だ」 真っ黒な唇に 赤い紅を差す 大好きだったよ 死んでしまう迄は ぼくは葬儀屋 欲望に飲まれた 囚人たちを葬っているのさ
11.
Apoptosis - remaster 2023 02:24
lyrics
空白を埋める度に、僕が僕でなくなるような気がした さんざめく交差点の真ん中で独り、迷子だった Apoptosis 生まれ変わるなら Apoptosis 「それなり」になりたいのさ 溢れ出るものを留めようと 僕は唇を縫い合わす 眼に入るものを見ないように 僕は瞼を縫い合わしたのさ まだ僕は何にもなれずにいる いつかきっと全てを受け止められるはずだ きっと Apoptosis 生まれ変わるなら Apoptosis 「それなり」になりたいんだ
12.
SAYONARA PEOPLE - remaster 2023 05:11
lyrics
誰かが僕を憎んでいる 「知ったこっちゃないさ」って強がるけど その実、それは不安の種 誤摩化して息を殺す 何が正しいか、誰が正しいか、 正義を振りかざす暴力が王者だった 誰かの銃弾が僕を殺してしまうその前に 全部壊してしまえばいいんだ さよならピープル 今夜ミサイルを落とすよ これが僕の正義さ ミサイルを落とすよ さよならパパ 僕は駄目な子になるよ さよならママ 僕は正しかったのかな？ 最後の覚悟に僕は 「知ったこっちゃないさ」って笑っているけど その実、誤摩化し震えている 渦に巻き込まれた胸の内で 静かになった 瓦礫の上で 寂しさだけ残した一人の夜に 立ったとしてもまだ笑っていられるなら 「僕は正しかった」と声だけで泣いてみせるよ だから壊してしまえばいいんだ さよならピープル 今夜ミサイルを落とすよ これが僕の正義さ ミサイルを落とすよ さよならパパ 僕は駄目な子になるよ さよならママ 僕は正しかったのかな？ さよなら

about

This is a remastered album of previously released songs.
過去にリリースされた曲のリマスターアルバムです。

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released February 28, 2023

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